課題図書形式で読書会を致します。

著書:『よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門』

著者:清田隆之

日時:9月21日(土) 9:40〜11:40

場所名;大阪駅前第2ビル(総合生涯学習センター)

住所;大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル

「女は『わかる! 』、男は『マジで?』
『すれ違い』の背景がわかる、衝撃のレポート」
「恋バナ収集というちょっと変わった活動を行うユニット「桃山商事」の代表を務める著者が、これまで1200人以上の女性たちの失恋話や恋愛相談に耳を傾けるなかで気づいた、失望される男性に共通する傾向や問題点とは?」
「ジェンダー観のアップデートが求められる現代を生きる、すべての人たちに贈る、より良い関係を築くための『心の身だしなみ』読本。」
(Amazon内容紹介ページよりhttps://www.amazon.co.jp/dp/4794970951/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Al9oDb80HRVX6)

「謝らない男たち」「決断を先延ばしにする男たち」「すぐ不機嫌になる男たち」など、男性である企画者にとっては取り上げられているテーマの一つひとつに痛々しい心当たりがあり、目次を読むだけでハーフマラソン完走後くらい息が上がりました。
その後本編を読み進めていくと、「男性」という属性にあぐらをかいていたこれまでの自分に気づかされ、「でも俺はここに書かれてるほど酷くない」と言いたがっている自分の卑小さに気づかされ、そんな自分が周囲の人たちに意図せず(ときには意図して)生きづらさを与えていたことにも気づかされ……私だけでなく多くの男性にとって無傷では読み進められない本ですが、全身の8割に火傷、打撲、裂傷、凍傷、弾痕を負いながらもこの本を読破した男性が1人でも増えれば、社会はきっと以前より生きやすい場所になるはず。

「じぇんだー」や「ふぇみにずむ」は遥か異世界の話だと思っている男性にとってはそれらがまさにあなた自身をめぐる問題でもあることに気づいてもらう機会に、そして男性でない方にとっては家族やパートナーなど身近な男性に普段抱いている違和感の輪郭を浮き彫りにする機会に、一人でも多くの方に参加いただけると嬉しいです。

※課題本を設定していますが、読んでいることは必須ではありません。お気軽にご参加ください。

※とはいえ、やはり一読してから参加してくれる方が多いほうがありがたいという事実。個人的にはこの本を読まずに社会で生きていくことはヒモなしでバンジーを跳ぶくらい危険と言わざるを得ないのが現状と考えているので、すこしでも興味があれば読んでからご参加ください。

(企画者・平山貴之)

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